“てんじんさん”で親しまれる
大阪天満宮のお膝下に広がる日本一長い商店街
天神橋1丁目から7丁目に至る2.6kmを南北に貫くように構える「天神橋筋商店街」。その歴史は江戸時代に遡り、菅原道真公を祀る大阪天満宮の門前町として栄えたことに始まります。明治元年創業のお茶屋や、江戸時代創業の味噌屋などの老舗が並ぶ一方、百円均一店や生鮮食品店に至る約800店舗が軒を並べ、美味しそうな香りを放つ1個70円の揚げたてコロッケや、威勢のいいタコ焼きの屋台に行列ができるなど、庶民の笑顔と活気に溢れた商店街です。
盛大な「盆梅展」や「星愛七夕まつり」を筆頭に、商店街を端から端まで歩いて1万歩を達成すると「満歩状」が贈られるなど、面白い企画やイベントが開催されるのも特長で、大阪天満宮の隣に戦後60年ぶりに復活した落語専門の定席「天満天神繁昌亭」も、寄席見物に訪れる人で賑いを見せます。毎年7月24、25日に催される「天神祭」は千余年の歴史を誇る日本三大祭の一つで、奉納花火や船渡御の優麗な様を見に日本各地から大勢の人々が訪れます。
©大阪天満宮 ©天満天神繁昌亭