礼節を重んじる国の象徴
堂々たる姿でそびえる首里城の大手門
守礼門は、首里城に入場する際、観光客の誰もが目にする最初の門であり、首里城のシンボルです。「守礼」とは、マナーや礼儀をわきまえるという意味だけではなく、儒教の意味の「礼」、つまり琉球が、礼節を重んじる国であることを表しています。
建築様式は中国の牌楼の流れをくむ装飾建築で、構造は三間入母屋造り。琉球赤瓦の本瓦葺きが美しく、沖縄建築の典型として知られています。
守礼門前と首里城正殿前は、朝の開園・開館と同時に混雑するので、開園1時間後くらいに行くのがベストでしょう。開園中は、紅型と呼ばれる沖縄独特の染色着物をまとった女性たちとの記念撮影や、紅型を着用しての撮影ができます。一度、体験してみてはいかがでしょうか。